マカ/インカ帝国

マカとインカ帝国

紀元前2000年頃からスペイン人が南米に侵略した16世紀まで、
現在のペルーを中心に数々の文化が起こっては消えていった
アンデス文明。その中で、1400年頃、ペルーのクスコを中心に
誕生したインカ帝国は、全長5.000kmにわたるアンデス文明史
上最大の帝国を築き上げた。
マカの生産地、ボンボン高原はインカ帝国の領土にあったため、
部族の支配者たちはマカのことを早くから知っていて、少量の
マカと家畜が物々交換で取引され、貴重なものとして扱ってい
ました。
太陽神を崇拝していたインカ部族は、太陽の神殿など、きらび
やかな黄金を街のあちこちに飾ざり、太陽の光に燦然と輝かせ
ていました。 また、少しでも神に近づこうとして、住居の多くを
高地に設けました。クスコは標高3.360mにあるインカの高山都
市としても有名です。 高地は空気が薄く、体力の消耗は激しい
ものです。インカ帝国の人びとは早くからマカに目をつけ、マカを
スタミナ食として利用していたといわれています。さらに、インカ
帝国の王は戦士たちに体力をつけさせるために、マカを食べさ
せていたという記録が残されています。








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