農薬を使用して栽培されたマカが増えてきた


高品質のマカは4000m以上の高地で自然栽培されています。
しかし、マカの需要増大に伴い、2002年頃から生産拡大のため低地(2000m〜3000m)の農地で、農薬や化学肥料で栽培されたマカも出回ってきました。もちろんマカは低地でも栽培可能ですが、低地でできたマカは高地でできたマカと比べ、品質が劣ります。また、低地で栽培する場合は、農薬の問題もでてきます。4000mを超える土地では害虫がいませんので、農薬を使用する必要はありません。しかし、低地ではマカに害虫がつくため、農薬が必要になってきます。農薬や化学肥料で栽培されたマカは、栄養成分が低く、マカの本来の栄養が摂れないばかりか、健康を損なう恐れがあります。

よく我社のマカは、「無農薬」と表示しているのを見かけます。無農薬表示は安全なイメージを持たれている人が多いと思います。皆さんも、「無農薬」と表示されていれば、安心だと思っていませんか? 実はこの「無農薬」表示はあてにならないものなのです。

「無農薬」表示はあてにならない

農林水産省では「特別栽培農産物に係るガイドライン」を 1992年10月に制定し、農薬等を減らして、もしくは使用しないで生産された農産物への表示方法を提示しました。このガイドラインでは一定の条件に合致していれば「無農薬」「減農薬」といった表記方法が可能でした。
従来、「無農薬」という表記は、「栽培中に農薬を使用していない」という意味合いで表示しておりましたが、消費者側から見ると「その農産物に農薬の残留がない」という意味合いに捉えかねない、言い換えると、「栽培した農産物に直接農薬を使用していなくても、付近で散布した農薬の飛散の可能性などが考えられるため、農薬を使用していないというだけでは農薬が残留していないことの裏づけとはなりえない」、また、「減農薬」の用語は削減の比較対象、割合が不明確、という考え方から、ガイドラインの見直しが行われ、2004年4月の改正で、「無農薬」「減農薬」などの表示は使用禁止になり、「特別栽培農産物」に統一されました。なぜ「無農薬」「減農薬」表示は禁止になったのか。 「無農薬」「減農薬」表示は「自己申告」だったからです。「無農薬」「減農薬」表示の場合、法律に基づいた明確な基準がなかったので、有機(オーガニック)食品のような専門機関による検査もなく、極論すれば生産者がこれは無農薬で作ったと自己申告すれば「無農薬○○」と表示することが可能でした。さらに無農薬食品と聞くと化学肥料も使われていなと思いがちですが、無農薬食品では化学肥料の使用が許されていました。また、「栽培中にのみ使用しない」とされているため、前年、除草剤を使用した畑で、その成分が残留していても、栽培中に使用しなければ「無農薬」栽培と表示されていたのです。100人生産者がいれば安全性も100通りというわけです。 この「無農薬」表示は、禁止になりましたが、罰則がないために法的な拘束力が弱く、現在でも多くの食品販売会社が表示を行っています。しかし、「無農薬」表示は、第三者のチェック機能や認定制度がないため、信用性はほとんどないに等しいのです。
無農薬という言葉から「農薬が含まれていない」と思われがちですが、「無農薬=残留農薬ゼロではない」ということです。つまり、必ずしも無農薬だからといって安全とは言い切れないのです。

有機栽培 化学肥料や化学合成農薬を3年以上使っていない農地で栽培され、収穫から流通までの間も化学物質に汚染されていないことが条件。農林水産省の登録認定機関によって検査・認証される必要がある。

無農薬栽培 栽培中に農薬を使用しないで栽培をする方法ですが、化学肥料は使うことができる。農地の管理に基準はなく、生産者の自己申告

減農薬栽培 地域で慣習的に行われている農薬使用の半分以下の回数で栽培。地域や栽培時期により農薬使用回数は異なる。農地の管理に基準なく、生産者の自己申告


無農薬の表記はあてにならないということは、先ほど説明した通りですが、それでは、本当に無農薬なのか? 本当に有機栽培なのか?誰がそれを証明するのでしょう?
メーカーが言っているから本当でしょうか?契約栽培していれば間違いないのでしょうか?

農薬や化学肥料を使用していないことを証明するのは、日本では「有機JAS認定」しかない

皆さんは有機JAS規格をご存知ですか? 2001年4月より施行された法律で、国が定めた認定機関の検査に合格しないと有機栽培の表示ができなくなりました。有機農産物の表示については、これまでのところ1992年に「有機農産物及び特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」を制定し表示の適正化を図ってきましたが、ガイドラインは強制力をもたないため表示が混乱している状況にありました。 2001年4月にJAS法が改正され、有機農産物及び有機農産物加工食品の特定JAS規格を定め、規格に適合するかどうか検査を受けた結果、これに合格して有機JASマークが付けられたものでなくては「有機マカ」、「オーガニックマカ」等の表示をしてはならない制度が導入されました。これによって、2001年4月より有機JASマークは、有機食品の適切な表示をしているものである目印となりました。 このマークの表示により、消費者は一目で「オーガニック」「有機栽培」とわかるようになり、有機食品を選ぶ際の確かな基準の一つとなりました。

《有機農産物とは》
○農薬、化学合成肥料を原則使用しない
○種播きまたは植え付けの時点からさかのぼって2年以上、(多年生作物にあたっては、最初の収穫前3年以上)禁止されている農薬や化学合成肥料を使用していない水田や畑で栽培すること
○遺伝子組換え由来の種苗を使用しないこと
○生産から出荷までの生産工程管理・格付数量等の記録作成が義務ずけられています。



「有機JASマーク」が付いたマカ製品は、農薬や化学肥料は一切使用していない食品であることを公的機関から認定されたものです。


詳細は、有機JASマークのページへ

※一部のショップでは、「ペルーのサンマルコス大学で分析しているから安心」と、説明していますが、どこの大学で分析しても農薬等の残留量が証明されるだけで、農薬や化学肥料を使用していないことを証明したことにはなりません。また、生産者組合が発行した証明書は有機栽培の証明にはなりません。生産者組合は生産者が集まって作られたものです。「私たちの栽培したものは有機栽培マカです。」と記載されていても自己申告では信用できません。


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